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  1. 頻尿 井穴刺絡 耳穴医学 自律神経

    【女性の頻尿②】

    東洋医学で考える頻尿のメカニズム ─「腎」と「気」と「水」の関係 前回の記事では、 女性の頻尿の一般的な原因について お伝えしました。 今回は、東洋医学の視点から 「なぜ頻尿が起こるのか」を掘り下げます。 東洋医学では、頻尿を「膀胱だけの問題」とは考えません。 身体全体のバランスの崩れとして捉え、 その根本にアプローチすることを 大切にしています。 東洋医学の「腎」は西洋医学の腎臓とは違う 東洋医学で言う「腎(じん)」は、 西洋医学の腎臓とは少し意味合いが異なります。 東洋医学の「腎」は、尿の生成・排泄だけでなく、 生命エネルギーの根本を司る臓器と考えています。 成長・老化・生殖にも深く関わり、 「先天の本(せんてんのもと)」とも呼ばれます。 この「腎」の力が衰えると、 尿をしっかり溜めておく力 東洋医学では「固摂(こせつ)」と呼びますが その作用が弱まり、頻尿につながるのです。 頻尿を引き起こす3つのメカニズム 東洋医学では、頻尿の原因をいくつかの パターンに分けて考えます。 代表的な3つをご紹介します。 【第一段...

  2. 井穴刺絡 自律神経 頻尿

    女性の頻尿①

    【女性の頻尿①】「トイレが近い」は歳のせい? ─ 頻尿の本当の原因と、放置してはいけない理由 「最近、トイレの回数が増えた気がする」 「外出先でトイレの場所をつい確認してしまう」 「夜中に何度もトイレに起きて、ぐっすり眠れない」 こうした症状に心当たりはありませんか。 頻尿は、多くの女性が経験する悩みです。 しかし「歳だから仕方ない」「みんな同じだろう」と、 一人で我慢してしまう方がとても多いのが現状です。 そもそも「頻尿」とは? 一般的に、日中の排尿回数が8回以上になると 「頻尿」と考えられています。 夜中に1回以上トイレに起きる場合は 「夜間頻尿(ISC基準」に該当しますが、 治療対象の目安は2回以上になります。 ただし、回数だけが基準ではありません。 たとえ8回以下でも、 「トイレのことが気になって日常生活に支障が出ている」 と感じるなら、それは頻尿と言えます。 女性に頻尿が多い理由 女性は男性に比べて、 構造的に頻尿になりやすい特徴があります。 ① 尿道が短い 女性の尿道は男性の約4分の1の長さしか...

  3. ドライアイ 井穴刺絡 耳穴医学 自律神経

    ドライアイにも鍼灸を!

    目の乾き、"疲れ目"で片付けていませんか? 東洋医学が考えるドライアイの本当の原因 こんな症状はありませんか? ・目がショボショボして開けているのがつらい ・夕方になると目がかすんでピントが合わない ・点眼薬を使っても、すぐにまた乾く ・パソコンやスマホを見た後、目の奥が重だるい ・コンタクトレンズがゴロゴロして違和感がある 一つでも当てはまる方は、ドライアイのサインかもしれません。 ドライアイは"国民病" 日本のドライアイ患者は、 約2,200万人にのぼるといわれています。 パソコンやスマホの使用時間が長くなるほど、 まばたきの回数が減り、 目の表面が乾きやすくなります。 エアコンの風、コンタクトレンズ、加齢、睡眠不足なども悪化の要因です。 点眼薬で一時的にはうるおいますが、 「さしてもすぐ乾く」 「根本的に良くなっている気がしない」 そんな声をよく耳にします。 東洋医学で見るドライアイの原因 東洋医学では、 ドライアイを目だけの問題とは考えません。 身体の中の「うるおいのもと」が不足していく、 次のような流れで捉えま...

  4. 耳穴医学 自律神経 肩関節周囲炎・五十肩 井穴刺絡

    五十肩にまつわるよくある誤解

    五十肩にまつわるよくある誤解 「動かせばいい」「温めればいい」は本当? 【シリーズ:肩の痛み・五十肩と鍼灸 第4回(最終回)】 五十肩について、 ネットや口コミでよく見かけるアドバイス。 でも、それが逆効果になっている ケースは少なくありません。 今回は、五十肩にまつわる 「よくある誤解」を 一つひとつ取り上げます。 誤解① 「とにかく動かせばいい」 → ステージによっては、 動かすことが逆効果になります。 「肩が固まらないように 動かしなさい」というアドバイスを よく耳にします。 回復期であれば適切ですが、 急性期(炎症が強い時期)に 無理に動かすと炎症が悪化し、 痛みが長引く原因になります。 五十肩には3つのステージがあり、 それぞれ適切な対処が異なります。 「とにかく動かす」は 一律に正しいわけではありません。 まず自分が今どのステージに いるかを把握することが先決です。 誤解② 「温めれば治る」 → 急性期は温めると 炎症が悪化することがあります。 温めると血行が良く...

  5. 肩関節周囲炎・五十肩 井穴刺絡 耳穴医学 自律神経

    五十肩に対する鍼灸アプローチ

    五十肩に対する鍼灸アプローチ 董氏奇穴・耳穴・井穴刺絡の役割を解説 【シリーズ:肩の痛み・五十肩と鍼灸 第3回】 第2回では、東洋医学の視点から 五十肩の原因を解説しました。 今回はいよいよ、 当院がどのようなアプローチで 五十肩に取り組むかをご紹介します。 当院の基本的な考え方 当院では、五十肩を 「肩の炎症だけ」と見ず、 気血の巡り・腎肝の状態・ 自律神経のバランスを含めた 「体全体の問題」として 取り組みます。 そのために、 3つの治療モダリティを 組み合わせています。 ① 董氏奇穴(とうしきけつ) 肩に触れずに肩を治す 「董氏奇穴」とは、董家に伝わる秘伝の 特別なツボの体系です。 通常の経穴(ツボ)とは異なる場所にあり、 少ない本数で高い効果を 引き出すのが特徴です。 五十肩への応用として、 手や足のツボを使い、 遠くから肩の炎症・気血の滞り・拘縮に アプローチします。 患部に直接触れないため、 急性期でも刺激が強すぎずに 対処できます。 「肩が痛いのに手に鍼を打つの?」 と不思議に思われるかもしれません。 東洋医学では全身が経絡...