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帯状疱疹
帯状疱疹の鍼灸治療② 自律神経調整 井穴刺絡
帯状疱疹では、水痘帯状疱疹ウイルスが神経に潜伏し、再活性化することで神経炎症や痛みが発生します。この過程で、自律神経(交感神経・副交感神経)が関与すると考えられています。 • 自律神経のバランス • 副交感神経が過剰に興奮すると、炎症反応が持続しやすくなる可能性があります。特に慢性的なストレスや痛みによって自律神経が乱れると、症状が長引くことがあります。 • 痛みや神経炎症の改善には、自律神経のバランスを整えることが重要で、交感神経・副交感神経のどちらかが過剰に優位になることを避ける必要があります。 副交感神経の興奮を鎮める具体的方法 副交感神経の過剰な興奮を抑えることを目的とした方法として井穴刺絡(せいけつしらく)があります。 手足の薬指の末端のツボを刺激する方法です。 帯状疱疹に限らず、副交感神経の過剰な興奮と考えられる症状には、とても効果があります。 帯状疱疹、帯状疱疹後神経痛にお困りの方は、ご相談ください。
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帯状疱疹
帯状疱疹の鍼灸治療 ①
帯状疱疹がについて最近はテレビで帯状疱疹ワクチンをすすめているコマーシャルを見るようになりました。確かに私の周りでも、帯状疱疹になったという話しをよく耳にするようにはなりました。個人的にはコロナワクチンの接種がはじまってから、それと時を同じようにして、帯状疱疹が増えてきたようにも感じています。では、帯状疱疹とは・・・?水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)の再活性化によって発症しますが、タイミングとしては風邪と同じように体力が低下した時、免疫力が落ちているときに発症することが多いよ言うです。いわゆるコロナワクチン接種により、一過性に体力低下、免疫力が落ちたとき、副反応症状としての発症が多くなっているように思います。 帯状疱疹は主に痛みや発疹を伴い、早期の治療が重要です。以下に一般的な治療法を説明します。 1. 抗ウイルス薬 帯状疱疹の原因であるウイルスの増殖を抑えるために使用されます。 発症から72時間以内に開始することで、症状の軽減や合併症(特に帯状疱疹後神経痛)の予防が待できます。 • 主な薬剤: • アシクロビル(Acyclovir) &bull...