ブログ | くわはら鍼灸院|上天草市で腰痛・肩こりをはり治療

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  1. 肩関節周囲炎・五十肩 井穴刺絡 耳穴医学 自律神経

    五十肩に対する鍼灸アプローチ

    五十肩に対する鍼灸アプローチ 董氏奇穴・耳穴・井穴刺絡の役割を解説 【シリーズ:肩の痛み・五十肩と鍼灸 第3回】 第2回では、東洋医学の視点から 五十肩の原因を解説しました。 今回はいよいよ、 当院がどのようなアプローチで 五十肩に取り組むかをご紹介します。 当院の基本的な考え方 当院では、五十肩を 「肩の炎症だけ」と見ず、 気血の巡り・腎肝の状態・ 自律神経のバランスを含めた 「体全体の問題」として 取り組みます。 そのために、 3つの治療モダリティを 組み合わせています。 ① 董氏奇穴(とうしきけつ) 肩に触れずに肩を治す 「董氏奇穴」とは、董家に伝わる秘伝の 特別なツボの体系です。 通常の経穴(ツボ)とは異なる場所にあり、 少ない本数で高い効果を 引き出すのが特徴です。 五十肩への応用として、 手や足のツボを使い、 遠くから肩の炎症・気血の滞り・拘縮に アプローチします。 患部に直接触れないため、 急性期でも刺激が強すぎずに 対処できます。 「肩が痛いのに手に鍼を打つの?」 と不思議に思われるかもしれません。 東洋医学では全身が経絡...

  2. 耳穴医学 自律神経 肩関節周囲炎・五十肩

    東洋医学から見る五十肩

    東洋医学から見る五十肩 腎・肝・気血の乱れが肩に出るメカニズム 【シリーズ:肩の痛み・五十肩と鍼灸 第2回】 前回の第1回では、五十肩の基本的な症状と3つのステージについて解説しました。 今回は「なぜ50代に五十肩が多いのか」を、東洋医学の視点から紐解いていきます。 東洋医学では五十肩をどう見る? 西洋医学では、五十肩の正確な原因はいまだ「不明」とされています。 だからこそ、東洋医学のような「体全体のバランス」から見るアプローチが力を発揮します。 東洋医学では五十肩を「肩だけの問題」とは捉えません。 加齢とともに起きる体内の変化が積み重なった結果として現れると考えます。 病気の流れ(病機) ステップ1:「腎」の衰え(根本の土台) 東洋医学では、「腎」は生命エネルギーの根源を管理する臓です。 加齢とともに腎の力が低下すると、骨・関節・腱・筋肉を養う力が弱まります。 「腎は骨を主る」という言葉があるように、骨や関節の老化は腎の衰えと深く関係しています。 ステップ2:「肝血」の不足(主症状の担い手) 肝は「筋・腱・関節を潤す血」を管理する...

  3. 肩関節周囲炎・五十肩

    五十肩(肩関節周囲炎)とは?

    五十肩(肩関節周囲炎)とは? 【シリーズ:肩の痛み・五十肩と鍼灸 第1回】 「急に肩が痛くなった」 「腕が上がらなくなった」 「夜中に痛みで目が覚める」 ——そんな経験はありませんか? それは五十肩(正式名:肩関節周囲炎)かもしれません。 40〜60代に多く、突然始まることが特徴です。 このシリーズでは、五十肩に悩む方のために、 症状から原因、鍼灸によるアプローチまで4回に分けて解説します。 五十肩ってそもそも何? 五十肩とは、肩関節の周囲にある組織(関節包・腱・滑液包など) に炎症が起きることで、「肩の痛み」と「腕の動きの制限」が生じる状態です。 正式病名は「肩関節周囲炎」。 英語では "Frozen Shoulder(凍結肩)" とも呼ばれるように、肩が凍りついたように動かなくなるのが特徴です。 全人口の2〜5%が一生に一度は経験すると言われており、 特に50〜60代に多く発症します。 こんな症状はありませんか? 腕を上げようとすると痛む 夜間に痛みがひどくなる(夜間痛) 着替えや洗髪がつらい ...

  4. 生理痛 自律神経

    鎮痛剤を減らしたい ― 30代女性の改善ストーリー(症例紹介)

    鎮痛剤を減らしたい ― 30代女性の改善ストーリー(症例紹介) 「毎月、薬が手放せない」状態からの変化 今回は、シリーズの最終回として、 当院で実際に施術を受けた方の改善例をご紹介します。 来院時の状態 Aさん(30代・女性) 主訴:生理痛(下腹部痛・腰痛)、冷え性、生理前の頭痛 Aさんは20代前半から生理痛がひどく、 毎月鎮痛剤を服用していました。 特に生理初日は動けないほどの 下腹部痛と腰痛があり、仕事を休むことも。 婦人科を受診し、検査では器質的な異常はなし。 「機能性月経困難症」と言われ、 鎮痛剤とピルを処方されていました。 「薬を飲めば何とかなるけど、このまま一生薬に頼り続けるのが不安」 そんな思いから、鍼灸という選択肢を調べ、当院に来院されました。 東洋医学的にみた状態 初回のカウンセリングと舌診の結果、 Aさんの状態は以下のように判断しました。 冷え+瘀血の複合タイプ ・舌の色がやや暗紫色で、裏側の血管が目立つ(瘀血のサイン) ・手足が常に冷たく、特に足先の冷えがひどい ・経血に暗い塊が混じる ・肩こ...

  5. 生理痛 頭痛

    生理痛に鍼灸って効くの? ― 鍼灸師が正直にお話しします

    生理痛に鍼灸って効くの? ― 鍼灸師が正直にお話しします 「鍼灸って、本当に 生理痛に効くんですか?」 これは、当院でもっとも多く いただく質問のひとつです。 正直にお答えすると、 「万人に100%効く」とは言えません。 身体の状態は一人ひとり違いますし、 すべての生理痛が鍼灸だけで 解決するわけではありません。 ただ、 「身体の巡りの乱れ」が 痛みの背景にある場合、 鍼灸は有効な選択肢のひとつ だと考えています。 前回の記事で紹介した 「冷え」「ストレス」「瘀血」 ——こうした身体の状態を 整えることは、 鍼灸が得意とする領域です。 鍼灸はどうやって 生理痛にアプローチするのか 鍼灸の目的は、 痛みの原因そのものを 取り除くことではなく、 身体が本来持っている 「自分で整える力」を 引き出すことにあります。 具体的には、 以下のようなアプローチをします。 気血の巡りを改善する ツボに鍼を刺すことで、 滞っていた気と血の流れを 促します。 骨盤内の血流が改善すると、 子宮の過度な収縮が和らぎ、 痛みの軽減に...

  6. 生理痛 自律神経

    冷え・ストレス・瘀血 ― 東洋医学で読み解く生理痛の「体質タイプ」

    冷え・ストレス・瘀血 ― 東洋医学で読み解く生理痛の「体質タイプ」 東洋医学は生理痛をどう見るか 前回は、生理痛を我慢し続けるリスクについて お話ししました。 今回は、東洋医学の視点から 「なぜ痛みが起きるのか」 をもう少し深く掘り下げます。 東洋医学には「不通則痛(ふつうそくつう)」 という言葉があります。 気や血の流れが滞ると、 痛みが生じるという意味です。 つまり、生理痛は 「子宮だけの問題」ではなく、 身体全体の巡りが関係していると考えます。 そして、その巡りの乱れ方には、 いくつかのパターン(体質タイプ)があります。 あなたはどのタイプ? ― 3つの体質パターン ① 冷えタイプ(寒凝血瘀) こんな傾向がある方: ・手足がいつも冷たい ・温めると痛みが和らぐ ・経血の色が暗く、塊が混じることがある ・生理が遅れがち ・冷たいものが好き、または冷房に弱い 冷えが骨盤内の血流を低下させ、 子宮が硬くなることで収縮が強くなります。 温めると楽になるのがこのタイプの特徴です。 日常でできるセルフケア:...