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副鼻腔炎 自律神経
当院(くわはら鍼灸院)の副鼻腔炎に対する鍼灸治療
当院の副鼻腔炎に対する鍼灸治療 前回は、東洋医学が副鼻腔炎をどのように捉えているかをお話ししました。 今回は、「では実際にどんな治療をするのか」 について、できるだけ具体的にご説明します。 「鍼灸で副鼻腔炎?」 と意外に思われる方も多いかもしれません。 実際、副鼻腔炎に鍼灸が効くのかどうか、 半信半疑で来院される方は少なくありません。 ここでは、正直にお話しします。 まず多くの方が気にされるのが、 「顔や鼻に鍼を刺すのですか?」という点です。 当院では、基本的に患部(鼻)周辺に直接鍼を刺すことはほとんどありませんが 副鼻腔炎に限っては鼻詰まりがひどい時は 鼻(鼻翼)付近にある 「迎香」というツボをつかうことがあります。 他に手や足(大腿部)のツボを使って、 全身のバランスを整えることで 鼻の症状にアプローチします。 「患部から離れた場所のツボで、なぜ鼻に効くの?」 と思われるかもしれません。 東洋医学のツボは、経絡(けいらく)という 全身を巡るネットワークでつながっています。 手や足のツボを刺激することで、 離れ...
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副鼻腔炎 自律神経
東洋医学で考える副鼻腔炎のメカニズム
東洋医学で考える副鼻腔炎のメカニズム 前回は、副鼻腔炎の現状と 「薬だけでは解決しにくい理由」についてお話ししました。 今回は、東洋医学が副鼻腔炎をどのように捉えているのか、 そのメカニズムをわかりやすくご説明します。 東洋医学は「鼻だけ」を見ない 西洋医学では、副鼻腔炎は 「副鼻腔の粘膜に起きた炎症」として捉えます。 治療も、炎症を抑える薬や、膿を排出する処置が中心になります。 一方、東洋医学では、鼻の症状は 「身体全体のバランスが崩れた結果」と考えます。 なぜ粘膜が腫れやすいのか。なぜ膿がたまりやすいのか。 その根本にある身体の状態を読み解き、 全体を整えることで改善を目指します。 副鼻腔炎に関わる身体の仕組みを、3つのステップで見ていきましょう。 ステップ1:「肺」の機能低下 ― バリアが弱まる 東洋医学には「肺は鼻に通じる」という考え方があります。 ここでいう「肺」は、 西洋医学の肺臓器だけでなく、 呼吸器系全体や、皮膚・鼻・のどの粘膜を守る 「バリア機能」を含む広い概念です。 東洋医学ではこのバリア機能を 「衛気...
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副鼻腔炎 自律神経
副鼻腔炎、薬を飲み続けるしかないの?
副鼻腔炎、薬を飲み続けるしかないの? 鼻がつまって息苦しい。 黄色い鼻水が止まらない。 頭が重くて、なんとなく一日中すっきりしない。 副鼻腔炎(蓄膿症)は、風邪をきっかけに発症することが多い、とても身近な病気です。 しかし、一度慢性化すると「薬を飲んでもなかなかスッキリしない」という方が非常に多いのが現実です。 意外と多い、副鼻腔炎の患者さん 副鼻腔炎は、日本国内で100万〜200万人の患者がいると推定されています。 急性・慢性を合わせると、およそ100人に1〜2人の割合。決して珍しい病気ではありません。 副鼻腔とは、鼻の奥にある左右4つずつ(合計8つ)の空洞のことです。 この空洞の粘膜に炎症が起きて、膿がたまったり、粘膜が腫れたりする状態が副鼻腔炎です。 風邪のウイルスや細菌の感染がきっかけで始まることが多く、急性期は抗生物質や点鼻薬で比較的早く治まります。 ただし、炎症が3ヵ月以上続くと「慢性副鼻腔炎」と診断されます。 俗に「蓄膿症」と呼ばれるのは、この慢性化した状態です。 薬が効きにくくなる「悪循環」 慢性副鼻腔炎が厄介なのは...
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耳穴医学 自律神経
耳穴治療って、そもそも何ですか?
「鍼って、治療室の中だけの話でしょう?」そう思っていませんか。当院で行っている黄氏耳穴治療(耳ツボ)は、 小さなシール(王不留行)を耳に貼ることで、 次回の来院まで刺激が続くケアです。 週に1〜2回の施術でも、ケアが「途切れない」のが最大の特長です。 耳穴治療って、そもそも何ですか? 耳には、全身の各部位とつながるツボ(反射区)が200以上存在すると言われています。 耳の形が、ちょうど逆さまになった胎児の形に似ているのをご存知でしょうか。 頭に対応するツボは耳たぶに、 脊椎に対応するツボは耳の縁(対耳輪)に…… というように、耳全体が"体の地図"になっています。 この考え方は2,500年以上の歴史を持つ東洋医学の知恵であり、 20世紀にはフランスの医師ノジェが西洋医学的に体系化したことで世界中に広まりました。 現在では欧米の軍事医療(通称「戦場鍼」)でも痛みの緩和に用いられるなど、 その有効性は国際的にも注目されています。 耳穴治療が注目される理由 ・耳介(耳の...
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花粉症 自律神経
花粉シーズン前からできること ― セルフケアと体質改善
花粉シーズン前からできること ― セルフケアと体質改善 花粉症シリーズ最終回です。 これまでの3回で、花粉症の現状、東洋医学的なメカニズム、そして当院の治療についてお伝えしてきました。 最終回の今回は、ご自身でできるセルフケアと、花粉シーズン前から始める体質改善についてお話しします。 食養生 ― 脾(消化器)を整える食事 第2回でお伝えしたように、花粉症の背景には「脾」の機能低下による水分代謝の乱れがあります。 日々の食事で脾を助けることは、花粉症対策の基本です。 控えたい食べ物 冷たい飲食物:冷たい飲み物、アイス、生野菜の摂りすぎは脾を冷やし、水分代謝を悪化させます。 甘いもの・脂っこいもの:砂糖の摂りすぎや揚げ物は、体内に「痰湿(余分な水分)」を生みやすくします。 乳製品・小麦製品:花粉症のシーズンは特に控えめにすることをおすすめします。体内の粘液を増やしやすい食品です。 アルコール:身体に熱を生じさせ、花粉症の炎症症状を悪化させることがあります。 積極的に摂りたい食べ物 温かいもの:味噌汁、スープ、温野菜な...
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花粉症 自律神経
当院の花粉症に対する鍼灸治療
当院の花粉症に対する鍼灸治療 花粉症シリーズ第3回です。 前回は、東洋医学が花粉症を「肺・脾・肝」の3つの視点から捉えていることをお伝えしました。 今回は、当院が実際にどのような治療を行っているのか、具体的にご紹介します。 当院の治療の3つの特徴 董氏奇穴(とうしきけつ)による遠隔治療 当院の主軸となるのが「董氏奇穴」という台湾発祥の特殊なツボの体系です。 最大の特徴は、患部(鼻や目)に直接鍼を刺さないこと。 手や足など、症状のある場所から離れたツボを使って、身体全体のバランスを整えます。 少ない本数の鍼で高い効果を引き出すのがこの治療法の強みで、身体への負担が少なく、鍼が初めての方でも安心して受けていただけます。 花粉症に対しては、肺の衛気を高めるツボ、脾の消化力を回復させるツボ、肝の気の高ぶりを鎮めるツボを組み合わせて使います。 井穴刺絡(せいけつしらく)で自律神経を整える 指先にある「井穴」と呼ばれるツボから、ほんのわずかな刺絡(微量の出血を促す方法)を行います。 これは自律神経の調...
