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生理痛 頭痛
生理痛に鍼灸って効くの? ― 鍼灸師が正直にお話しします
生理痛に鍼灸って効くの? ― 鍼灸師が正直にお話しします 「鍼灸って、本当に 生理痛に効くんですか?」 これは、当院でもっとも多く いただく質問のひとつです。 正直にお答えすると、 「万人に100%効く」とは言えません。 身体の状態は一人ひとり違いますし、 すべての生理痛が鍼灸だけで 解決するわけではありません。 ただ、 「身体の巡りの乱れ」が 痛みの背景にある場合、 鍼灸は有効な選択肢のひとつ だと考えています。 前回の記事で紹介した 「冷え」「ストレス」「瘀血」 ——こうした身体の状態を 整えることは、 鍼灸が得意とする領域です。 鍼灸はどうやって 生理痛にアプローチするのか 鍼灸の目的は、 痛みの原因そのものを 取り除くことではなく、 身体が本来持っている 「自分で整える力」を 引き出すことにあります。 具体的には、 以下のようなアプローチをします。 気血の巡りを改善する ツボに鍼を刺すことで、 滞っていた気と血の流れを 促します。 骨盤内の血流が改善すると、 子宮の過度な収縮が和らぎ、 痛みの軽減に...
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自律神経 生理痛
冷え・ストレス・瘀血 ― 東洋医学で読み解く生理痛の「体質タイプ」
冷え・ストレス・瘀血 ― 東洋医学で読み解く生理痛の「体質タイプ」 東洋医学は生理痛をどう見るか 前回は、生理痛を我慢し続けるリスクについて お話ししました。 今回は、東洋医学の視点から 「なぜ痛みが起きるのか」 をもう少し深く掘り下げます。 東洋医学には「不通則痛(ふつうそくつう)」 という言葉があります。 気や血の流れが滞ると、 痛みが生じるという意味です。 つまり、生理痛は 「子宮だけの問題」ではなく、 身体全体の巡りが関係していると考えます。 そして、その巡りの乱れ方には、 いくつかのパターン(体質タイプ)があります。 あなたはどのタイプ? ― 3つの体質パターン ① 冷えタイプ(寒凝血瘀) こんな傾向がある方: ・手足がいつも冷たい ・温めると痛みが和らぐ ・経血の色が暗く、塊が混じることがある ・生理が遅れがち ・冷たいものが好き、または冷房に弱い 冷えが骨盤内の血流を低下させ、 子宮が硬くなることで収縮が強くなります。 温めると楽になるのがこのタイプの特徴です。 日常でできるセルフケア:...
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生理痛 自律神経
生理痛は「当たり前」じゃない ― 我慢し続けるとどうなる?
生理痛は「当たり前」じゃない ― 我慢し続けるとどうなる? 「生理痛はみんなあるもの」と思っていませんか? 「生理痛くらい、我慢するのが普通」 「お母さんもそうだったから、体質なんだと思う」 そんなふうに、毎月の痛みを受け入れて しまっている方はとても多いです。 実際、ある調査では 女性の約7割が生理痛を経験 しているにもかかわらず、 医療機関を受診した方はわずか1割程度。 多くの方が「つらいけど仕方ない」と 感じているのが現状です。 でも、 動けないほどの痛みは 「当たり前」ではありません。 生理痛が起こるしくみ 生理痛の直接的な原因は、 「プロスタグランジン」という物質です。 子宮内膜がはがれるとき、 この物質が分泌されて子宮を収縮させ、 経血を体外に押し出します。 これ自体は正常なはたらきですが、 分泌量が多すぎると 子宮が強く収縮しすぎてしまい、 強い痛みにつながります。 さらにプロスタグランジンは 子宮だけでなく全身に作用するため、 頭痛・腰痛・吐き気・下痢といった症状を 引き起こすこともあります...
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副鼻腔炎 自律神経
副鼻腔炎と上手に付き合うセルフケア
副鼻腔炎と上手に付き合うセルフケア シリーズ最終回の今回は、 副鼻腔炎の改善と予防のために、 日常生活の中でできることをお伝えします。 鍼灸治療は「来院したときだけ」の ケアではありません。 日々の食事や生活習慣を少し意識するだけで、 治療の効果を高め、 再発を防ぐことにつながります。 食養生 ― 「脾・胃」を助ける食事を心がける 前回までの記事で、 副鼻腔炎の東洋医学的な原因のひとつに 「脾・胃(消化器)の弱り」が あるとお話ししました。 脾が弱ると水分代謝が滞り、 鼻の症状が悪化しやすくなります。 脾を助けるために、 日常の食事で意識したいポイントをご紹介します。 控えたい食べ物 冷たい飲み物・アイスクリーム 冷えは脾の大敵です。 特に症状がある時期は、 常温以上の飲み物を心がけましょう。 甘いもの・脂っこいもの 過剰な糖分と脂質は、 体内に「痰湿(余分な水分や老廃物)」を 生みやすくします。 副鼻腔炎が慢性化している方は、 特に注意が必要です。 乳製品の取りすぎ 東洋医学では、乳製品は...
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自律神経 副鼻腔炎
当院(くわはら鍼灸院)の副鼻腔炎に対する鍼灸治療
当院の副鼻腔炎に対する鍼灸治療 前回は、東洋医学が副鼻腔炎をどのように捉えているかをお話ししました。 今回は、「では実際にどんな治療をするのか」 について、できるだけ具体的にご説明します。 「鍼灸で副鼻腔炎?」 と意外に思われる方も多いかもしれません。 実際、副鼻腔炎に鍼灸が効くのかどうか、 半信半疑で来院される方は少なくありません。 ここでは、正直にお話しします。 まず多くの方が気にされるのが、 「顔や鼻に鍼を刺すのですか?」という点です。 当院では、基本的に患部(鼻)周辺に直接鍼を刺すことはほとんどありませんが 副鼻腔炎に限っては鼻詰まりがひどい時は 鼻(鼻翼)付近にある 「迎香」というツボをつかうことがあります。 他に手や足(大腿部)のツボを使って、 全身のバランスを整えることで 鼻の症状にアプローチします。 「患部から離れた場所のツボで、なぜ鼻に効くの?」 と思われるかもしれません。 東洋医学のツボは、経絡(けいらく)という 全身を巡るネットワークでつながっています。 手や足のツボを刺激することで、 離れ...
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副鼻腔炎 自律神経
東洋医学で考える副鼻腔炎のメカニズム
東洋医学で考える副鼻腔炎のメカニズム 前回は、副鼻腔炎の現状と 「薬だけでは解決しにくい理由」についてお話ししました。 今回は、東洋医学が副鼻腔炎をどのように捉えているのか、 そのメカニズムをわかりやすくご説明します。 東洋医学は「鼻だけ」を見ない 西洋医学では、副鼻腔炎は 「副鼻腔の粘膜に起きた炎症」として捉えます。 治療も、炎症を抑える薬や、膿を排出する処置が中心になります。 一方、東洋医学では、鼻の症状は 「身体全体のバランスが崩れた結果」と考えます。 なぜ粘膜が腫れやすいのか。なぜ膿がたまりやすいのか。 その根本にある身体の状態を読み解き、 全体を整えることで改善を目指します。 副鼻腔炎に関わる身体の仕組みを、3つのステップで見ていきましょう。 ステップ1:「肺」の機能低下 ― バリアが弱まる 東洋医学には「肺は鼻に通じる」という考え方があります。 ここでいう「肺」は、 西洋医学の肺臓器だけでなく、 呼吸器系全体や、皮膚・鼻・のどの粘膜を守る 「バリア機能」を含む広い概念です。 東洋医学ではこのバリア機能を 「衛気...
