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骨折、捻挫
下駄骨折後の鍼治療
30代 女性 右下駄骨折(第五中足骨骨折) ギプスが外れて、なんとか歩けるまでは回復していましたが、 歩行状態を観察すると右足首が開いて、ガニ股気味に歩行されていました。 右足の小指の痛みをかばっての歩行になっていました。 そんな歩き方を続けていると骨折が治っても、膝や股関節に問題がでてくるかもと伝えると、既に右膝に痛みが出てきているとのことでした。 やっぱり❗️ 痛みを庇わないように足首が開かないように歩いてもらうと、足指に痛み、違和感がでてきました。 先ずは左手の小腸経に2本の針をして再度歩いてもらうと、歩行時の痛みと違和感がなくなりました。 『えっ、鍼ってこんなに早く効くんですか?』 速攻性と効果にビックリされている様子でした。 膝痛にたいして、左中指(心包経)に二本追加したら更に良くなりました。 5分おきに、キチンとした歩行を意識しながら動いてもらいました。 次回、歩行状態がどうなっているのか楽しみです。 天草市、上天草市に在住の方で骨折、捻挫の後遺症にお悩みの方は ぜひくわはら鍼灸院にお越し...
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頭痛
東洋医学的な頭痛の種類
前々回は西洋医学的にみた頭痛の種類を書きましたが、今回は東洋医学的に、特に経絡別に(痛みの場所)分類してみたいと思います。 東洋医学では、経絡(けいらく)と呼ばれるエネルギー(気)の流れを基にした経絡別の頭痛が考えられています。以下は一般的な経絡別の頭痛の例です: 1. 太陽経頭痛(たいようけいずつう):頭の側面から目にかけての痛みを特徴とする頭痛で、風邪や寒冷刺激が原因とされます。 2. 陽明経頭痛(ようめいけいずつう):目の上やこめかみに痛みを伴う頭痛で、消化器系の不調が原因とされます。 3. 少陰経頭痛(しょういんけいずつう):頭の後ろや首の付近に痛みを感じる頭痛で、ストレスや感情的な問題が関連していると考えられます。 4. 太陰経頭痛(たいいんけいずつう):頭の後ろから首にかけての痛みを特徴とし、冷えや湿気が原因とされます。 5. 厥陰経頭痛(けついんけいずつう):頭全体に広がる頭痛で、ストレスや不規則な生活習慣が影響しているとされます。 これらの経絡別の頭痛は、東洋医学の理論に基づいて考えられたものであり、どこの部位に頭痛があるかで、治療するツボを決...
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コラム
鍼灸は肩こりや腰痛以外の症状を緩和できることも!
鍼灸は肩こりや腰痛の緩和目的で利用されることが多いですが、それ以外の効果も期待できます。 特に血行不良改善に伴う神経筋疾患の改善効果が見込めます。具体的には下記のような症状です。 ・疲れ・頭痛・めまい・不眠・ストレス 鍼灸によって筋肉が柔軟性を帯び、それが血液の流れを良くしていきます。その結果、体に溜まった老廃物を除去し、体の疲れを除去できます。 血液の流れが良くなると体のストレスがなくなり、副交感神経の働きが優位になります。副交感神経と交感神経のバランスがとれると自律神経が安定し、頭痛やめまい、不眠、ストレスなどの予防効果が見込めます。 こういった症状はなかなか具体的な治療法がなく、病院で治療を受けても改善できないことが多いです。 もしどんな方法を実行しても効果がないということでしたら、ぜひ鍼灸も試してみてください。 薬を大量に処方するような治療法でもなければ、なにか軟膏を塗布したりなど経皮吸収するような治療法でもありません。 鍼灸は刺激を与えていく治療なので、誰でも安心してご利用いただけます。 病院に行きたくない方、治療を受けたくない方はぜひくわはら治療院にお越し...
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頭痛
頭痛の種類
頭痛にはいくつかの一般的な種類があります。以下に代表的な頭痛の種類をいくつか挙げます: 1. 片頭痛(偏頭痛): 頭の片側に局所化する激しい頭痛を特徴とします。吐き気、嘔吐、光や音に対する過敏などの症状も現れることがあります。 2. 緊張型頭痛: 頭の両側に生じる鈍い痛みや圧迫感が特徴です。軽度から中程度の痛みであり、日常生活においてよく見られる頭痛の一つです。 3. 群発頭痛: 短期間に頭痛発作(群発期)が頻繁に起こり、激しい一側性の頭痛を伴います。発作はしばしば同じ時間帯に起こり、目の周りの痛みや赤み、涙目、鼻づまりなどの症状も現れることがあります。 4. 脳腫瘍由来の頭痛: 脳腫瘍が原因となる頭痛であり、他の種類の頭痛とは異なる特徴を持つ場合があります。脳腫瘍由来の頭痛は通常、進行性で重篤な痛みを伴い、他の神経症状も同時に現れることがあります。 これらは一般的な頭痛の種類の一部ですが、頭痛にはさまざまな原因や症状のバリエーションが存在するため、詳細な診断と医師の指導が必要の場合もありますが、特に慢性化していて、通院や頭痛薬を飲んでも効果を感じられない...
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頭痛
頭痛の鍼灸治療
頭痛の鍼灸治療は一般的に効果的な治療法の一つとされています。 鍼灸は、頭痛の原因に応じて症状を緩和することができます。 以下に頭痛の鍼灸治療のポイントをいくつか紹介します: 1.鍼灸の針を適切な経絡やツボに刺すことで、痛みの軽減や筋肉の緊張の緩和を促すことができます。 2.鍼灸は血行を改善する効果があり、頭痛の原因となる血流の異常を改善することができます。 3.鍼灸治療は身体全体のバランスを整える効果があります。身体の不調やストレスが頭痛を引き起こす場合、鍼灸によって心身のリラックスや調整を促すことができます。 慢性頭痛にお困りの方 頭痛薬が手放せない方 一度、鍼灸治療を試してみられることを、お勧めします。 くわはら鍼灸院
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コラム
梅雨時期の不快な症状に鍼灸治療を
梅雨時期にはいくつかの不快な症状が起こることがあります。主な症状には以下のようなものがあります: 1. 湿度の増加による不快感:梅雨時期は湿度が高くなることが多いため、身体が汗を十分に蒸発させることができず、不快感を感じることがあります。 2. 蒸し暑さによる疲労:高い湿度と気温の組み合わせにより、身体への負担が増え、疲労感が増すことがあります。 3. 頭痛や不眠:気圧の変化や湿度の影響によって、頭痛や不眠が起こることがあります。 4. アレルギー症状の悪化:梅雨時期にはカビやダニなどのアレルゲンが増えることがあり、アレルギー症状が悪化することがあります。 5. 雨の影響による不便さ:梅雨時期は雨が多いため、運動不足にもなりがちです。 これらの不快な症状に対処するためには、適切な服装や室内の換気、アレルギー対策などを行うことが大切です。また、体調管理にも注意を払い、健康な生活を送ることが重要です。 そんな体調管理にもピッタリなものが鍼灸治療です。 くわはら鍼灸院