顔面神経麻痺とは?原因と症状を上天草市の鍼灸師が解説
顔面神経麻痺

上天草市で顔面神経麻痺にお悩みの方へ。
ベル麻痺・ハント症候群などの原因や症状を、鍼灸師の視点から分かりやすく解説します。
はじめに「これって顔面神経麻痺ですか?」という相談
上天草市で鍼灸院をしていると、
顔面神経麻痺について次のような相談を受けることがあります。
- 朝起きたら口が動きにくい
- 笑うと顔が歪んで見える
- 目が閉じにくく、乾く感じがする
突然起こることが多いため、
強い不安を感じる方がほとんどです。
第1回では、
顔面神経麻痺の主な原因と症状について、
できるだけ分かりやすく解説します。
顔面神経麻痺とは何か
顔面神経麻痺とは、
顔の表情をつくる筋肉を支配する「顔面神経」に
何らかの障害が起こり、動きが悪くなる状態です。
顔面神経は、
- 眉を上げる
- 目を閉じる
- 口を動かす
といった、日常生活で欠かせない動きを担っています。
顔面神経麻痺の主な原因
① ベル麻痺
もっとも多いとされている原因です。
- 突然発症する
- 明らかな原因が特定できない
ウイルス感染や免疫反応が関係していると考えられています。
② ハント症候群
水ぼうそうのウイルス(帯状疱疹ウイルス)が関係します。
- 耳の痛み
- 耳周囲の発疹
- 難聴やめまい
を伴うことがあり、
早期の病院受診が特に重要です。
③ その他の原因
- 外傷
- 手術後
- 脳の病気
などが関係することもあります。
顔面神経麻痺が疑われる場合は、
まず医療機関での診断が必須です。
よく見られる症状
顔面神経麻痺の症状は、人によって異なります。
主な症状
- 口角が下がる
- 食べ物や水がこぼれやすい
- 目が閉じにくい
- 顔の左右差が目立つ
- 顔の違和感・つっぱり感
「目」と「口」で症状が違うこともあります
よくある質問に、
「口は動くけど、目が閉じにくい」
「口は麻痺しているのに、目は比較的動く」
というものがあります。
顔面神経は枝分かれしているため、
部位によって症状の出方が異なることがあります。
このため、
単純に「どちら側か」だけで判断するのは難しく、
経過を丁寧に見ていくことが大切です。
麻痺側と健側の見え方について
顔面神経麻痺では、
- 麻痺側が動かない
- 健側が引っ張る
ことで、
健側が「強く動いているように見える」ことがあります。
実際には、
問題があるのは動かない側であることがほとんどです。
上天草市で多いお悩み
上天草市・天草地域では、
- 通院距離の問題
- 情報が少ない不安
- この先どうなるのか分からない
といった声をよく聞きます。
だからこそ、
正しい情報を知ることが
不安を減らす第一歩になります。
この段階で大切なこと
第1回で一番伝えたいことは、
- 自己判断しない
- まずは病院で診断を受ける
- 焦らず経過を見る
という点です。
顔面神経麻痺は、時間経過と対応の仕方が重要な症状です。
まとめ
- 顔面神経麻痺にはいくつかの原因がある
- 症状の出方には個人差が大きい
- 目と口で症状が違うこともある
- まずは医療機関での診断が最優先
次回は、
発症後の時期ごとの考え方(急性期・回復期・慢性期)
について詳しく解説します。
▶ (第2回)
― 病院治療と鍼治療をどう併用するか ―
