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副鼻腔炎と上手に付き合うセルフケア

自律神経 副鼻腔炎

副鼻腔炎と上手に付き合うセルフケア

 

シリーズ最終回の今回は、

副鼻腔炎の改善と予防のために、

日常生活の中でできることをお伝えします。

 

鍼灸治療は「来院したときだけ」の

ケアではありません。

日々の食事や生活習慣を少し意識するだけで、

治療の効果を高め、

再発を防ぐことにつながります。

 

食養生 ― 「脾・胃」を助ける食事を心がける

 

前回までの記事で、

副鼻腔炎の東洋医学的な原因のひとつに

「脾・胃(消化器)の弱り」が

あるとお話ししました。

脾が弱ると水分代謝が滞り、

鼻の症状が悪化しやすくなります。

脾を助けるために、

日常の食事で意識したいポイントをご紹介します。

 

控えたい食べ物

冷たい飲み物・アイスクリーム

 

冷えは脾の大敵です。

特に症状がある時期は、

常温以上の飲み物を心がけましょう。

 

甘いもの・脂っこいもの

 

過剰な糖分と脂質は、

体内に「痰湿(余分な水分や老廃物)」を

生みやすくします。

副鼻腔炎が慢性化している方は、

特に注意が必要です。

 

乳製品の取りすぎ

東洋医学では、乳製品は痰を

生じやすい食品とされています。

完全にやめる必要はありませんが、

鼻の症状が強い時期は

控えめにすると良いでしょう。

 

積極的に取りたい食べ物

生姜、ねぎ、大葉(しそ)

身体を温め、肺の機能を助ける食材です。

日々の料理に少し加えるだけで効果があります。

 

大根、れんこん

東洋医学では

「白い食材は肺を養う」とされています。

大根おろしやれんこんの煮物は、

鼻の通りを良くするのに役立ちます。

 

かぼちゃ、さつまいも、山芋

脾を助ける食材の代表格です。

消化しやすく、エネルギーを補ってくれます。

 

温かいスープ、味噌汁

朝に温かい味噌汁を一杯飲むだけでも、

脾の働きを助け、

一日の体調が安定しやすくなります。

 

生活習慣 ― 肺のバリア機能を守る

 

鼻うがい(鼻洗浄)

生理食塩水で鼻の中を洗い流す「鼻うがい」は、

副鼻腔炎の方にとって有効なセルフケアです。

膿や粘液を物理的に排出し、

粘膜の状態を良好に保つことができます。

市販の鼻洗浄キットが使いやすくておすすめです。

(当院にサンプルはあります)

 

十分な睡眠(口テープ)

睡眠不足は免疫力を低下させ、

肺のバリア機能(衛気)を弱めます。

7〜8時間の睡眠を心がけ、

できるだけ同じ時間に

就寝する習慣をつけましょう。

睡眠時の口テープはぜひおすすめです。

 

適度な運動

軽いウォーキングやストレッチは、

全身の気血の巡りを良くし、

水分代謝の改善に役立ちます。

激しい運動は必要ありません。

日に15〜20分の散歩で十分です。

 

 

耳ツボセルフケア

当院では治療後に耳のツボに粒を貼り付けますが、

ご自身でもできる簡単な

耳ツボマッサージがあります。

 

耳たぶの上あたり(耳の中央付近)を、

親指と人差し指で

やさしくつまんで揉みほぐします。

この周辺には鼻や呼吸器に

関連するツボが集まっています。

 

朝起きたときと寝る前に、

それぞれ1〜2分ずつ行うだけで構いません。

強く押しすぎず、「気持ちいい」と

感じる程度の力で行ってください。

 

「治療+セルフケア」が最も効果的

副鼻腔炎は、一度治っても

繰り返しやすい性質があります。

鍼灸治療で身体の土台を整えながら、

日々の食事や生活習慣でそれを維持する。

この「治療+セルフケア」の両輪が、

最も効果的な改善への道だと考えています。

 

 

上天草市周辺で副鼻腔炎にお悩みの方へ

 

4回にわたって、副鼻腔炎と東洋医学、

そして当院の治療についてお話ししてきました。

 

「薬を飲み続けるしかないのかな」

「手術以外に何かできることはないかな」

「この鼻づまり、もう少し楽にならないかな」

 

そんなふうに感じている方は、

一度ご相談ください。

今の状態を整理するだけでも構いません。

 

当院では、お一人おひとりの状態に合わせて施術の考え方を調整しています。

 

興味の方は数秘術を使ったカウンセリングも行っています