顎関節症の原因/ストレス・食いしばり・姿勢との関係
顎関節症

顎関節症の原因は「噛み合わせ」だけではありません
顎関節症と聞くと、
「噛み合わせが悪いから」
「歯の問題だから」
と思われがちですが、実際にはそれだけが原因で起こるケースは多くありません。
特に近年多いのが、
- ストレス
- 無意識の食いしばり
- 姿勢の崩れ
といった、生活習慣や体の使い方が重なって起こる顎関節症です。
原因① ストレスと顎関節症の深い関係
ストレスを感じると、人の体は無意識に緊張します。
- 歯を食いしばる
- 肩や首に力が入る
- 呼吸が浅くなる
こうした状態が続くと、
顎を動かす筋肉(咬筋・側頭筋など)が常に緊張したままになります。
すると、
- 口を開けると痛い
- 顎がだるい
- 朝起きると顎が疲れている
といった症状が現れやすくなります。
👉 顎関節症は「ストレスの逃げ場」になっていることも少なくありません。
原因② 無意識の食いしばり・歯ぎしり
「自分は食いしばっていません」
そう思っている方でも、実際には
- 集中している時
- スマホを見ている時
- 運転中
- 寝ている間
に、無意識で歯を強く噛みしめていることがよくあります。
本来、上下の歯は
安静時には接触しないのが正常です。
しかし食いしばりが続くと、
- 顎関節に過剰な負担がかかる
- 筋肉が硬くなる
- 関節の動きが悪くなる
結果として、顎関節症につながっていきます。
原因③ 姿勢の崩れと顎の位置のズレ
スマホやパソコンを長時間使う現代では、
- 猫背
- 頭が前に出た姿勢(ストレートネック)
が非常に多く見られます。
実は、頭の位置がズレると顎の位置もズレます。
頭が前に出る
↓
首・肩が緊張
↓
顎の位置が後方・左右に引っ張られる
↓
顎関節に負担が集中
この状態が続くと、
顎だけを治療しても、なかなか改善しません。
なぜ「顎だけ治しても治らない」のか
顎関節症は、
- 顎
- 首
- 肩
- 姿勢
- 自律神経
が連動して起こる症状です。
そのため、
- マウスピースだけ
- 顎周りのマッサージだけ
では、原因の一部しか対応できないことがあります。
鍼灸から見た「顎関節症の原因」へのアプローチ
東洋医学では、顎関節症を
- 気血の巡りの滞り
- 緊張の蓄積
- 自律神経の乱れ
として捉えます。
顎だけでなく、
- 首・肩の緊張を緩める
- 手足のツボで全身のバランスを整える
- 呼吸が深くなる体の状態を作る
ことで、
結果として顎が楽に動く状態を目指します。
上天草市で顎関節症にお悩みの方へ
上天草市にあるくわはら鍼灸院では、
顎関節だけを見るのではなく、
- ストレス状態
- 食いしばりの有無
- 姿勢や首・肩の緊張
まで含めて、顎関節症を考えています。
「歯科では異常なしと言われた」
「原因がよくわからず不安」
そんな方が相談に来られることも少なくありません。
顎関節症は生活の積み重ねで起こります
顎関節症は、突然起こるようでいて、
実は
- ストレス
- 食いしばり
- 姿勢
といった日々の積み重ねによって生じることが多い症状です。
原因を正しく知ることで、
「どう向き合えばいいのか」
が見えてきます。
👉 次回は
「顎関節症と首・肩こり・頭痛の意外なつながり」
について詳しくお伝えします。
第1回 歯科で異常なしと言われた顎関節症に、鍼灸という選択肢|上天草
第3回 顎関節症と首・肩こり・頭痛の意外なつながり
第4回 顎関節症に鍼灸はどこまで効果が期待できるのか
